「飛行機雲ができる理由」は日向坂46の7thシングル「僕なんか」のカップリング曲です。
小坂菜緒さんがセンターを務めている曲で、
泣いている「君」に気づいてあげられなかった「僕」の不安な気持ちを描いた歌です。
話者である「僕」の目線から語られているこの歌詞ですが、「君」との関係性はどのようなものなのでしょうか?
そしてこの曲は日向坂を旅立つ渡邉美穂さんへの卒業曲じゃないかとも言われています。
今回は「飛行機雲ができる理由」の歌詞を「僕」と「君」の関係性から考察した場合と、
渡邉美穂さんへの卒業曲として考察した場合の2つから見ていきましょう。
MVはこちら
目次
飛行機雲ができる理由の歌詞全文
まずはこちらの歌詞を知っている方もおさらいでお読みください!
【1番】

【2番】

飛行機雲ができる理由の歌詞の意味を考察
歌詞の意味 考察①「君」と「僕」の関係性

1番では、まず「君」は飛行機雲がどうやってできるのかという質問を「僕」に聞いてくるところから、物語は始まります。
「僕」が答えに困っていると「君」はあれは飛行機雲の涙なんじゃないかと言ってきました。
それを聞いた「僕」は不安になります。
「君」は微笑んでいたが、実は泣いていたんじゃないかと…。
自分じゃ何も気づかないうちに雲を作って、本当の気持ちを見えないようにしていたんじゃないかと…。

2番では、風により長い髪が揺れ、それを手で押さえた「君」の表情を見て「僕」の不安な気持ちは確信へと変わっていきます。
「僕」と「君」の気持ちは地上とあの空を飛ぶ飛行機ぐらい離れていたことに…。
愛しさを永遠と言えないなら、この先何を信じればいい?

ここで「僕」は後悔します。
自分だけが落とし物をしていないと自惚れていたが、彼女の気持ちを見落としていた。
「君」は一人でこの空を飛ぼうとしているが、それでも「僕」は一緒に飛びたいと思っている。
泣いている「君」に声を掛けてあげることもできなくてごめん。
飛行機雲ができる理由は飛行機である「君」が泣いていたからだ。
そういったことが表現されています。
歌詞の意味 考察② 渡邉美穂への卒業曲

この7枚目シングルの活動を持って卒業する渡邉美穂さん。
飛行機を渡邊さん、飛行機雲を渡邊さんのこれまでの軌跡、「僕」をファンと置き換えた場合
「飛行機雲ができる理由」は渡邉美穂さんへの卒業曲であると考えられます。
1番では、いつも微笑んでいた渡邊美穂さん、しかし裏では苦しんでいて泣いていたんじゃないか。
そういうことが読み取れます。
2月1日に放送されたテレビ番組『相席食堂』(朝日放送テレビ)で、アルコールの入った渡邊さんが号泣するシーンがありました。

泣いた理由として渡邊さんは「なんか東京でこの社会の荒波に揉まれて生きてて…、でも新潟来たら、人が優しくて…」と話しています。
いつも明るい渡邊さん、こんなに苦しんでいたなんて気づいた「僕」はいたんでしょうか?

2番では飛行機となって旅立とうとする渡邊さん、それをつらい気持ちで見送る「僕」たちファンの気持ちが描かれています。
渡邊さんが苦しんで泣いていたのを気づいてあげられなくてごめん。
渡邊さんが残してくれた飛行機雲は日向坂の軌跡であり、奇跡だ。
ありがとう。
そういった意味が描かれているんじゃないかなと思います。
日向坂46「飛行機雲ができる理由」の歌詞の意味を考察!渡邉美穂への卒業曲?まとめ
いかがでしたか?
今回は「飛行機雲ができる理由」の歌詞の考察をしてみました。
後半は私の独断と偏見が多く入っているため、正しい解釈と言えるかは疑問ですが、
もしこういう意味だったら面白いですよね。
新しい読み方があれば、ぜひ教えてください。
「飛行機雲ができる理由」のMVロケ地について調べてみた記事もあるので、
こちらも読んでいただけたら嬉しいです。